韓国のスタジオOneway Ticket Studioは、The Midnight Walkersの構造を抜本的に変更することを正式に決定した。Steamに掲載された発表で、プロジェクトディレクターであるRay氏は、ライブサービスの終了と公式専用サーバーの停止を発表した。ユーザーのライブラリからタイトルが消失する事態を避けるため、チームはゲームを全面的に再構築。PvE(プレイヤー対環境)に特化した協力プレイ体験へと生まれ変わり、Peer-to-Peer(P2P)接続をサポートする。
専用サーバーの終了とPeer-to-Peerという解決策
この決断は、プロジェクトの長期的な持続可能性に関する内部再評価を経て下された。開発チームは、ネットワークインフラの維持とゲームの継続運用が財政的に困難であると判断した。販売済みタイトルへのアクセスを単に削除するのではなく、開発元はネットワークアーキテクチャをP2P技術へと再構築する道を選んだ。
Peer-to-Peerモデルでは、プレイヤー自身のPCがセッションのメインサーバー(ホスト)として機能し、他のユーザーが直接接続できるようになる。これにより、ゲームの所有者はOneway Ticket Studioの中央サーバーでの検証やホスティングに依存することなく、協力プレイを楽しむことができる。
バランス調整とゲームシステムの見直し
コンセプト変更に伴い、オリジナルのメカニクスには大規模な調整が必要となった。本作は元々PvPvE(プレイヤー対プレイヤー対環境)のダイナミクスを中心に設計されていたため、プレイヤー間の戦闘を撤廃したことで、ゲーム内マーケットや競技ランキングシステムも削除せざるを得なかった。
新しい純粋な協力プレイ形式に進行を適応させるため、チームは戦闘バランス、ゲーム内経済、キャラクター成長曲線を調整した。焦点は、マップ上の脅威との戦闘とチームでの生存に完全に移行している。
フランチャイズの未来に対する開発チームのコミットメント
ライブサービスとしての構造は終了したものの、Rayディレクターは製品を購入したコミュニティに対する責任感を強調した。P2Pへの移行は、作品を生かし、無期限にプレイ可能な状態に保つために最低限必要な努力であったと、リーダーシップは述べている。
スタジオは、将来的に新たな投資機会や好条件の事業提携が生まれれば、The Midnight Walkersの世界観に新たなコンテンツを開発する可能性を排除していない。現時点では、P2PおよびPvE対応版が、Steamにおける本作の最終的かつ自立的なエディションとして提供される。